- AtsueigoのDistinctionてどうなの?
- Distinction2000を実際に利用した感想を聞きたい!
- Distinction2000のメリット・デメリットを知りたい!
- Distinction2000の効果的な勉強法を知りたい!
この記事で紹介する『Distinction2000の徹底レビュー』を読めば、公式ページではわからないDistinction2000の本当の評価がわかりますよ。
なぜなら実際にDistinction2000を利用していた私が、実際に利用した感想だけを紹介するからです!
それではさっそくAtsueigoのDistinction2000について説明していきます!
※なお、『Distinction2000の効果的な勉強法を知りたい!』と思う方は、『Distinction2000の効果的な勉強法3ステップ』から読んでくださいね!
目次
AtsueigoのDistinction2000とは?

Distinction2000の最大の特徴は「根幹的な単語力をアカデミックとプラクティカルの両方から鍛えられること」です。
大学受験やTOEIC、TOEFLなどを受験する上に必要な基礎となるアカデミックな単語2000語を収録して、そしてプラクティカルに使うことを目的としたコンセプトが魅力と言えます。
私も約1ヶ月前からDistinction2000を利用していますが、他の単語帳にはないような英語学習の助けになる特徴がたくさんあるので、非常に満足しています。
この一冊を完璧し終わったあかつきには、あなたの英語力は爆あがりしていることでしょう!
実際に利用して感じたDistinction2000のデメリット2つ

以下では、私自身が実際に利用して感じたDistinction2000のデメリットを2つ紹介しますね。
基本的には初心者〜中級者の方に最高な単語帳ですが、「資格だけ取りたい!」みたいな人には向かないので、購入を考えている方はぜひ確認してみてください!
- Distinction2000のデメリット2つ
- 試験特化としては使えない
- 簡単すぎる単語が混在
デメリット1:試験特化としては使えない
ひとつ目のデメリットは、試験特化としては使えないところです。
というのも、Distinction2000の到達レベルの目安として以下のように定められています。
- TOEIC 920点
- 英検 準1級
- TOEFL IBT 100
- IELTS 7.0
- 大学入試 難関大2次
しかし、これはあくまで目安であってDistinction2000を1冊完璧にしてもこのレベルに到達するのは正直難しいです。
なぜなら、試験ごとに出てくる単語に違いがあるからです。
例えば、TOEICを受験するつもりなら、TOEICに特化した単語帳を勉強するのがベストですよね。
なので、Distinction2000で試験対策をするのは非効率だと言えます。
あくまで、Distinction2000では根幹的な単語力を身につけるのが目的なので、何かの試験の対策として使用したい方にはオススメできません。
Distinction2000で基礎単語を身につけた上で、試験特化の単語帳に取り組むことをお勧めします。
デメリット2:簡単すぎる単語が混在
デメリットのふたつ目は、「簡単すぎる単語が混在している」という点です。
私の英語力としてTOEIC955点レベルですが、7~8割がすでに知っている単語、表現でした。
そのため基礎的な単語をまだ学習し終えていない初心者〜中級者の方はDistinction2000から新たな単語を学べることができますが、
duo3.0やcore1900などに収録されている単語とあまり変わりはないので、すでに知っている単語がたくさんある上級者の方は、要注意です。
実際に利用して感じたDistinction2000のメリット5つ

以下では、僕が実際に利用してみて感じた「Distinction2000のメリット」を5つ紹介していきますね!
デメリットを考慮しても、特に初心者にはオススメなので、購入に迷っている人はぜひ確認してみてください!
Distinction2000のメリット5つ
- 幅広いアカデミックな英語
- 音声変化に対応した発音記号
- 例文が超実用的
- イラストによる英語脳構築
- 復習がめちゃくちゃ簡単
メリット1:幅広いアカデミックな英語

Distinction2000のメリット1つ目は、幅の広い40のトピックを通して、根幹的な英語力を構築できるところです。
というのもDistinction2000は、経済、音楽、環境、学問などの幅広い分野に触れることで視野を広げ、英語力を身につけた先にも活かすことができるから。
他の単語帳でも同じようなものはありますが、Distinction2000の方が、さらに幅広い分野の単語を学習することができますよ!
メリット2:音声変化に対応した発音記号
Distinction2000のメリットには、発音記号が全ての単語に網羅されている点が挙げられます。
なぜなら、他の単語帳と異なり、Distinction2000は音の変化や脱落も考慮されているからです。
僕も他の単語帳では辞書通りの実際のネイティブの発音と異なる単語ごとに独立した発音記号を学んでいましたが、Distinction2000では実用的な発音を覚えられました。
このように音の変化、脱落を考慮した発音記号によって、実用的な発音で単語、表現を覚えることが可能です!
メリット3:例文が超実用的
3つ目のメリットは、例文が超実用的な点です!
他の単語帳と比べると、Distinction2000の例文は圧倒的に日常で使えます!
比較するためにまずは「英単語ターゲット1400」でのtypical 「典型的な」の例文を見てみましょう。
This is a typical example of Japanese pop music.
これが日本のポップミュージックの典型的な例です。
引用:英単語ターゲット1400
次にDistinction2000の例文を見てみましょう!
Did John change jobs again? That’s typical of him.
ジョンまた仕事変えたの?本当に彼らしいね。
引用:Distinction2000
このように他の単語帳の固い例文よりも、かなり実用的ですよね。
「より実用的な例文で学習したい!」って方にはぴったりかなと思います!
メリット4:イラストによる英語脳構築

イラストによりイメージで単語学習ができる点も、メリットに挙げられますね!
なぜならDistinction2000では全てのセクションごとに英文をイメージできるようなイラストが記載されているからです。
そのため、英語から日本語に翻訳することなく、英語を英語で捉える英語脳を構築することが可能になります。
英文を左に右から図式化されたイラストをみて、イメージを浮かべその英文を口に出す練習をすることで徐々に英語を英語の順番で捉えることになります。
詳しくATSUさんがYouTubeで紹介していますので、見てみてください。
英語脳を作るために英語⇄日本語で翻訳することなく単語を覚えたいという方には、
Distinction2000がオススメです!
メリット5:復習がめちゃくちゃ簡単
単語学習する際にみなさん一度は「いつ復習すれば効率的なんだろう?」と思ったことがあると思います。
しかし、Distinction2000では復習の仕方に悩む事はなく、効率的に英単語を覚えられます。
なぜなら、Distinction2000では「Active recall」が搭載されていて、復習のタイミングを教えてくれるからです。
Active recallとは
「見るだけで、いつ、どこで、どこを復習すべきか一目でわかる機能」
です。
復習の仕方はとても簡単で、Active recallが教えてくれたチャプターの単語を覚えていればさっと目を通し、覚えていなければもう一度意味を確認しましょう。
このように最適化された学習サイクルでより効率的に単語帳を進めることができます。
【Q&A】Distinction2000の質問4つ

以下では、Distinction2000に関する質問に回答していきたいと思います!
Distinction2000を使っている私だから言えることを話すので、リアルな口コミを知りたい方はぜひ読み進めてください!
Distinction2000の質問3つ
- 値段はいくら?
- Distinction 1.2との違いは?
- 使ってみて不満に思ったことは?
質問1:値段はどのくらいするのか?
値段は1冊税込2640円です。
他の同じような単語帳に比べると、値段は決して安いとはいえません。
なので現在duo3.0やcore1900などを既に持っている方であればそちらを完璧にすることをお勧めします。
質問2:Distinction 1.2との違いは?
D1、2とD2000はコンセプトが大きく異なります。D12は日本で習得できる英語力とネイティブのギャップを埋めるためのもの、D2000は根幹的な語彙力をアカデミックとプラクティカルの両軸で育成するもの。
— ATSU (@atsueigo) March 30, 2020
D2000は40章、D1,2は計800語あるので、800/40=20語を毎回章が終わるごとに上乗せするなども可能。 https://t.co/2B2twPH3Sz
この質問はATSUさんがTwitterで回答していました。
Distinction 2000は基礎的な単語力をアカデミックとプラクティカルのバランスよく鍛えていくものに対し、Distinction1・2はネイティブのギャップを埋めるための単語、フレーズが収録されています。
Distinction1・2について以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください!
【最強の単語帳】Distinction1・2を徹底レビューした。効果倍増の勉強法も解説
質問3:使ってみて不満に思ったことは?
個人的には特にありませんでした。
しかし、Amazonではいくつか不満な点が挙げられているので購入の前に一度チェックしておきましょう。
Distinction 2000具体的な勉強法を解説

以下では、Distinction 2000の効果倍増の勉強法を解説していきます。
Distinction 2000に記載されている勉強法で学習を進められている人なら、さらに効果を高められるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
以下ではDistinction2000の具体的な学習の流れを解説していきます。
英単語を覚えるためのステップは全部で3つ
- 単語の意味を確認
- イメージしながら発音
- 単語を使って英作文
1単語の意味を確認
まずは単語の意味を確認しましょう!
ここで注意してほしい点が1つあります。
それは英単語の日本語訳をそのまま覚えないことです。
なぜなら、翻訳をしていたら会話のスピードについていけないからです。
例えば、私たちが日本語を喋っている時に、何か他の言語に訳して日本語を話していますか?
答えは「NO」ですよね。
なので英語でも母国語と同じように話すことが理想です。
これを可能にするのが次のステップの「イメージ」です。
2イメージしながら発音
次にその単語の意味をイメージしながら、正しい発音で発音しましょう!
なぜなら、正しい発音で単語を覚えれば、「聞いて理解し、実際に使うことができる」からです。
逆に、変な語呂合わせで覚えたり、間違った発音で覚えると一気に実践では使えない英語になってしまいます。
なので実践を意識し、しっかりとした発音で覚えるようにしましょう!
3単語を使って英作文
最後にその単語を使って英作文をしてみましょう!
なぜなら、実際に英単語を使えるようになるのが目的だからです。
Distinction2000には実践的な例文がたくさん載っているので参考にしてみましょう。
このステップを行うことでさらに定着を図ることができます。
プラスα:オンライン英会話でアウトプット

「オンライン英会話でアウトプット」をすることを絶対におすすめします!
なぜなら、オンライン英会話でアウトプットすることで定着率がかなり上がるからです。
第2言語習得論では大量のインプットと少量のアウトプットを行うことで効率的に英語学習を進められることがわかっています。
実際に、私も単語学習+オンライン英会話で学習を進めていますが、
ただ単語学習を進めるよりも、アウトプットすることで定着率が上がっているのを実感しています。
なのでオンライン英会話を始めていない人は今すぐ始めましょう!
「どのオンライン英会話を使えばいいの?」という方は以下の記事を参考にしてみてください!
TOIEC955点が紹介!おすすめオンライン英会話6社比較
Distinction 2000で根幹的な英語力を築こう!

ご紹介したように、Distinction2000を使えば、幅広いトピックを通して根幹的な英語力を手に入れることができますよ!
最後に、ご紹介した内容をもう一度おさらいしておきましょう。
Distinction2000のデメリット2つ
- 試験特化としては使えない
- 簡単すぎる単語が混在
Distinction2000のメリット5つ
- 幅広いアカデミックな英語
- 音声変化に対応した発音記号
- 例文が超実用的
- イラストによる英語脳構築
- 復習がめちゃくちゃ簡単
Distinction 2000は特に基礎が出来上がっていない初心者から中級者の方におすすめです!