本記事では
- 公式問題集やれって言われても、効果的なやり方が分からない
- 公式問題集をやっても伸びない
- TOEICの点数を伸ばすコツはあるの?
こんな悩みに答えます。
この記事で解説する『TOEIC公式問題集の効果的な勉強法』を実践すれば、例え英語初心者でもTOEICの点数を上げることが出来ます。
なぜなら実際に上記に内容を実践したところ、私は約1年半でTOEIC955点を獲得出来たからです。
英語初心者だった僕が実行できたんです。この記事を読んでいるあなたも同様の結果が出せるので、じっくり読み込みましょう!
もし英語初心者がこの記事を読んでいるなら、『【初心者向け】TOEIC600点を取るための勉強法を解説します』も読むべきです。
【初心者向け】TOEIC600点を取るための勉強法を解説します
まずは TOEIC600点を取るために何をするべきか明確になるはず。
目次
TOEIC公式問題集の効果的な勉強法

どのパートも基本的なやり方は一緒です。
やり方は以下の通り。
1:問題を解く
2:精読し、文の構造、意味を把握する
3:分からない単語を書き出す
4:一文ずつリスニング2回×音読3回=5セット
以上が基本的な流れになります。
パート1
1:問題を解いて現在地を知る
まずは問題を解いて、どのくらい理解できたか確認することが大事です。
なぜなら、自分の現時点の実力でどこが理解できて、どこが理解できないのかが把握できるからです。
これを行うことで、自分の苦手なところが見えてきます。
深く考えずとりあえず解いてしまっていいので、わからなかったところは把握しておきましょう。
2:選択肢4つを精読
次に精読によって文の構造・意味を把握しましょう。
なぜなら、音読をする際に、文の構造・意味を理解して音読するのと、理解しないで音読するのでは定着度に雲泥の差があるからです。
例えば、小学校の国語の授業で音読させられたことはありませんか?
日本語にもかかわらず、内容があんまり頭に入ってこなかったと思います。
英語の音読も一緒で、文の構造や意味などをしっかり理解しないと効果が薄くなってしまいます。
分からない単語などがあれば全てピックアップしましょう。
3:音読を繰り返す
精読が終わったら、次に1文ずつ音読を行います。
やり方は以下の通り。
音源を2回聞く
↓
その文を3回真似して声に出す
↓
これを5セット
まず『Audipo』というアプリを使って、英文を1文ずつ区切ります。
例えば、
「A man is using a gardening tool.」
があります。
そして2回聴きます
「A man is using a gardening tool.」
「A man is using a gardening tool.」
この際にこの文章の情景をイメージしながら出来るとさらにいいです。
そして次は3回声に出してみましょう
「A man is using a gardening tool.」
「A man is using a gardening tool.」
「A man is using a gardening tool.」
これを5セット繰り返しましょう。
正しい発音でスラスラ言えるようになることが目的です。
自分が言えるようになっていれば、リスニングの際も聞き取れるはずです!
4:全ての選択肢行う
正解の選択肢だけでなく、全ての選択肢の精読・音読を行いましょう!
なぜなら、間違いの選択肢にもパート1でよく使われる単語や表現が出てくるからです。
パート1は比較的簡単なパートなので本番でも全問正解したいところです。
漏れがないようにやり込みましょう!
パート2
パート1と基本的にやることは一緒です。
ただパート2で音読するのは「問題文+解答」のみでいいと考えます。
なぜなら、どのような答え方がされるかパターンが決まっているからです。
例えば
問題文:
Are you taking an international or a domestic flight?
解答:
I’m flying internationally.
という問題があったら、この2文のみ音読を行ないましょう。
この際、この会話のシーンを想像して音読を行ないます。
何度も反復し、身体に染み込ませましょう。
パート3・4
こちらも基本的なやり方は一緒。
1:問題を解く
2:精読し、文の構造、意味を把握する
3:分からない単語を書き出す
4:一文ずつリスニング2回×音読3回=5セット
5:通しで10回音読
の流れを徹底しましょう!
ここで注意したい点は2つ。
・会話文のイメージを思い浮かべる
・リンキングの箇所を0.5倍速にして聴く
会話のイメージを思い浮かべながら音読することはとても大事です。
なぜなら、TOEICではシチュエーションのパターンが決まっているので、このイメージを持って行うことでどのパターンの問題か予測がつくようになるからです。
また英語脳の構築にもつながります。
1回目に聞くときは0・5倍速にして、リンキングがされている箇所や聴き取れないところを明確にしましょう!
慣れてきたら通常速度に戻して行います。
このようにひとつひとつ丁寧に行うことでリスニングの精度を上げることができます。
ただただ漠然とリスニングをしているだけでは、点数は伸びていかないので戦略的に取り組むのが大切です。
パート5
パート5は完璧に答えられるまで何度も何度も繰り返し行うことで精度が上がっていきます。
なぜなら、パート5では問題のパターンが決まっているので、何回も解くことでそのパターンがわかってくるからです。
例えば、選択肢を見て問題のパターンを判断したり、空欄の前後を読み空欄にはどの役割の単語が入るかというのも理解できるようになります。
単純な作業で飽きてくる作業ですが、パート5での得点できるようになれば、すぐに点数が伸びていくので真っ先に取り組んでおきたいパートです。
公式問題集でも足りないという方は他の参考書をやってみるのもお勧めします。
【2020年最新版】955点が選ぶTOEICおすすめ参考書10選
パート6・7
パート3・4と全く同じように音読に取り組みましょう。
繰り返しになりますが、TOEICではシチュエーションのパターンが決まっているので、音読を繰り返し行うことで、どのパターンの問題かすぐ予測がつくようになります。
例えば、TOEICでよく出てくるタイプの長文は
- 求人票
- メール
- 会議
などがあります。
これらのパターンはたくさんの長文を丁寧に音読を繰り返していけば必ず頭に染みついてきます。
辛抱強さが求められる作業ですが、必ず点数は上がっていくので頑張りましょう!
やり方は以下の通り。
1:問題を解く
2:精読し、文の構造、意味を把握する
3:分からない単語を書き出す
4:一文ずつリスニング2回×音読3回=5セット
5:通しで10回音読
パート3・4と同じです。
ただ公式問題集1〜4にはCDの音源がついていないので
音読5回×5セット
を代わりに行いましょう。
意識することは「単語」
ここでフォーカスしたいのが、「単語」です。
なぜなら、リーディングで出てくる単語はリスニングのものより難しい傾向があ流からです。
例えば、リスニングには出てこないような単語がパート7を通してたくさん出てきます。
なので分からない単語が出てきたら必ず別のノートなどに記録して、その都度覚えるようにしましょう。
単語を効率的に覚える方法

これらの学習を通して出会った分からなかった単語たちを効果的に覚える方法を紹介します。
以下の流れです。
・新しい単語・フレーズを使って英文を作る
↓
・オンライン英会話で添削してもらう
↓
・音声読み上げアプリに入れて、シャドーイングを繰り返す
↓
・何も見ずにスムーズに言えるようにする
以上の流れです。この手順で勉強を行えば単語の定着率は必ず上がります。
なぜなら、インプット→アウトプットで学習することは効率的だと科学的に証明されているからです。
実際に、第二言語習得論ではインプット8:アウトプット2の割合が最も効率的だと証明されています。
これを毎日続ければ使える表現が積み上がっていきます。
TOEIC公式問題集の効果的な勉強法を解説

上記で紹介した『TOEIC公式問題集の効果的な勉強法』を実践すると、今後は公式問題集のやり方で悩まなくなります。
最後にもう一度内容を確認しましょう。TOEIC公式問題集の効果的なやり方は4つの手順です!
- TOEIC公式問題集4つの手順
1:問題を解く
2:精読し、文の構造、意味を把握する
3:分からない単語を書き出す
4:一文ずつリスニング2回×音読3回=5セット
最初は単純な作業に飽きてしまうかもしれませんが、毎日続けていれば着実と英語力は積み上がっていきます。
TOEICの点数を上げたいなら、テクニックを覚えることよりも、本質的な英語力を上げることにフォーカスしましょう。
ツイッターでも英語に関する情報を発信しているのでチェックしてみてください。
TOEIC 580点から955点を獲得した全過程を以下の記事で公開しております!
ぜひ読んでみてください!
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